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「持ち家VS賃貸」どっちがお得?
2021年9月9日

「夢のマイホームは新築戸建て住宅がいい!」~佐藤さまの場合~
みなさんは子どものころ、どんな夢がありましたか? 「野球選手になりたい」「大好きな人と結婚したい」「お金持ちになりたい」「世界一周がしてみたい」など、それぞれ大きな夢があったことでしょう。先日弊社にいらっしゃった佐藤さまは、都内のデザイン会社勤めしている2児のお父さん。打ち合わせのときに、こんなことをおっしゃっていました。
「子どものころからずっと賃貸だったので、新築の戸建て住宅に住むのが夢だったんです」
幼い頃からマイホームが欲しいなとずっと思っていた佐藤さま。結婚し、お子さまが生まれたことでその夢に向けて一歩を踏み出すことを決めました。新築戸建て住宅を検討していた佐藤さまですが、奥さまは「持ち家にすると家計を圧迫しそう」「ローンを返済できるか心配」などの不安があったようです。
持ち家と賃貸、それぞれのメリットとデメリットを考えながら、佐藤さま一家のどのような選択をしたのかご紹介いたします。
「持ち家VS賃貸」どっちがお得?
賃貸から持ち家に切り替えるとき、「どちらに住むのはお得なの?」と気になるという方もいらっしゃるでしょう。実際、他のお客さまからも「持ち家と賃貸、どちらがお得なの?」と聞かれることが多々あります。正直な話、どちらが得なのかを断定することは……難しいです。ただそれぞれご家族のライフスタイルに合わせてメリットとデメリットを比較し、そのご家族にとってどちらが“得”なのかを導くことはできます。
30代の佐藤さまは、現在都内にお住まいで週4日テレワーク勤務。お子さまは3歳と5歳。さて佐藤さまご家族は、現在の賃貸に住み続ける方がいいのでしょうか。はたまた持ち家の方がいいのでしょうか。それぞれメリットとデメリットを比較してみましょう。
<賃貸のメリット・デメリット>
一般的にマイホームを購入する場合、仲介手数料、住宅ローンの保証料、不動産登記費用、火災保険料、税金、引っ越し費用などが必要となります。物件によって前後はありますが、だいたい物件価格の6%~9%程度と考えておくとよいでしょう。
賃貸に住み続ける場合は、この初期費用が少なくてすみます。初期費用が少ないこと、それが賃貸住宅に住む最大のメリットと言えそうです。初期費用がすくないので、気軽に引っ越しができることもメリットのひとつですね。
しかし東京にお住まいの佐藤さまの場合、住宅ローンの返済額と同等の家賃を払っても、面積が狭い物件の場合がほとんどです。さらにファミリーサイズの賃貸物件は、単身者向け物件に比べ少なく、賃料も割高。家族の暮らしやすさを考えると、お好みの間取りや立地などを叶える物件はあまり多くはないかもしれません。そして家賃や更新料、駐車場代はずっと続くため、定年後もしっかりとした蓄えが必要になってきます。貯蓄がある場合でも、高齢者が入居できる物件は一段と少なくなってしまいますので、将来のことを考えるといささか不安が残るかもしれません……。
<持ち家のメリット・デメリット>
持ち家を購入すると場合、頭金や諸費用が必要となってきます。また金額が大きいものですから、長期間にわたり住宅ローンを組むケースがほとんどです。持ち家の最大のデメリットは、ローンを組むことではないでしょうか。
ローンを組むことに不安を覚える方は少なくありませんが、佐藤さまのように30代になるとライフスタイルに合わせてマイホームを検討される方も増えます。「結婚して家族が増えたので、もっと広い家に住みたい」「家賃を払い続けるのがもったいない」という声は、弊社を訪れるお客さまがよく口にする言葉です。
そんな持ち家における最大のメリットは、『資産になる』ということでしょう。住宅ローンを組む場合、団体信用生命保険への加入が義務づけられている場合がほとんど。万が一のことを考え、佐藤さまも「ご家族にマイホームを残したい」を話していらっしゃいました。将来的に介護施設に入る場合にも、売却したり賃貸として貸したりすることで金銭的に余裕が生まれそうですね。
<結論>
仕事の都合上、転勤が頻繁にあるようでしたら賃貸が向いているかもしれません。広い家で子どもを育てたいという方には持ち家を検討してみる方が良さそうです。ちなみに佐藤さまは、現在の賃貸物件は「子どもたちをのびのびと育てるのにふさわしくない」と感じているようです。広さや設備の問題のほか、お子さまたちの足音が上下階に迷惑を掛けていないかが気にしてしまうということが理由のひとつにあるようです。そういった理由を考えると、佐藤さまの場合は持ち家の方が得だと言えそうですね。
賃貸物件に住み続けるか、それとも持ち家を買うべきか。どちらが得なのかはそれぞれのご家庭によって異なります。
まずは初期費用・資産性・近所づきあい・設備・メンテナンス・老後についてなどを考え、どちらの住まいの方が自分たちにとって得なのかを考えてみてくださいね。